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2010年6月10日 (木)

転地療養

どうにもならない状況で
いっこうに良くならない体調。

親を出さなければ!せめて外泊させなければ!

気持ちだけは焦るが体力がない毎日。
入院仲間はどんどん回復しているのに
私はメノポーズのせいなのか何なのか
回復とは程遠い日々。

そんな中、夫から出た「転地療養」の案。
医師に相談すると意外なことに「是非!」と勧められた。

電話やメールに怯える私の日常。
それはもう何年も続いていることだけれど
両親が自宅で自立生活をしていた時は
電話がなるたびに「ドキッ」とした。

老健にいる今も、結局それは変わらない。
老健に入った後の方が心配度が増すなんて
本当に情けない話しだけれど・・・。
それどころか老健に入れた後、
姉たちに任せて
私が療養に入ってからは
彼女たちからのメールっていう厄介ごとが増えた。
ヘルパーさん達にお願いしていた頃の方がまだマシ。
緊急案件とそうでない区別のつかない姉は
ちっぽけなことでイチイチメール
そして愚痴・・・。

医師は「電話や介護の諸々から一旦隔離された方がいい」
その意味で転地療養は効果があると思う、と。
もし行かないなら「携帯の電源を切って
家の電話もコードを抜きなさい」

それでも、どうしても行く気にはなれなかった。
きっと行って帰ってきたら何か気分が変わる
気の流れが変わる・・・そんな気はしてたけど
いかんせん、そういう気持ちになれないのだ。

とりあえず、家で引きこもることを決め
10日間、姉に留守すると嘘をついた。
夫の実家で休む・・・ということにして。
だから「10日間、音信不通だ」と。
これまでの何十年間、私が親を見てきたことを思えば
今の姉たちに負担をかけている現状を
私は気にしすぎているのだ。
自分に言い聞かせる・・・
きっとその間、親は急変することなく生きてくれるだろう。
神様がいるとしたら、
きっとそれくらいは許して見守ってくれるだろう。

そして私は、結局神戸に行った。
医師には「行きなれた場所、親しみも土地勘もある場所」
を勧められたけれど、事情があって神戸になってしまった。
日本全国、だいたいの都市には仕事で行っていたのだけど
神戸ってのは、実は初めて。

神戸では、ただボーっとしていた。
場所はどうでも良かったのだ。
ただ、離れたかった、日常から。

疲れた。
土地勘のない場所、違う言葉の土地。
最初は後悔したっけ。
・・・福岡の病院に入院した時
なぜか私は「ここなら住んでも良いかも」と
夫に言ったくらい、すぐにその土地が気に入ったのだけど
なぜか神戸はそうではなかった。
不思議だな、福岡だって言葉は違うのに
違和感がなかった。
別に特別親切な人の会ったわけでもないのに
福岡は・・・好きになれたのに。

とはいえ、神戸も素敵な街だった。
ほとんど観光はしなかったけども、それでも。

きっと私の気持ちが沈んでいたから・・・だろうか。
「この街に住むことは・・・ないな」と思った。
可能性としては、その近辺へ将来住むかもしれないのだけど。

ともかく、帰りに馴染みの深い東京へ寄り帰宅。
東京に着いたときに実感した
「あ、体力が戻ってきている」と。
体重が増えたわけでもないし
体調が劇的に回復したわけでもないのだ。

でも、身体の中のエネルギーの塊みたいなのに
ちょっとだけ火が灯った気がした。

転地療養・・・になったかもしれない。

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コメント

いつも私のブログにお優しいお言葉をいただき、ありがとうございます!

私は兄弟姉妹がいないのですが、父がそんな感じの存在です。顔見ると愚痴のオンパレードで。。言語障害ですが、愚痴は言えるんですよ><;
身内の言葉って遠慮がないので、結構辛い時がありますよね。近すぎる友人たちも同じ時があります。

自分の境遇や心境は、自分にしか理解できません。他人がどうこう言うことでもないし。。

私も過去、電話線抜いて、部屋に閉じこもったことが何度もあります。まだ日本にいた時ですが。。
これ、結構、開放感!

今は、夫と息子以外、外との個人的な深いつきあい密にはしなくなりました。父のことなどで精神的に余裕もないし、家族優先で新しい結婚生活をおくることにしたんです。そしたら、随分気が楽になりました。友人たちとは、年に1~2度会食をしますが、
それでバランスがとれるようになりました。
でも、兄弟姉妹は。。。そうはいきませんね。。

電話が鳴るたび、ドキッとするところ、まさに同じです。私の場合、夜中、明け方の電話がとくに。。日本からの悪い報せは、時差があるので、いつもそんな時間なので。。

なるようになる。。そう思うようにしてますが。。
おかれている立場が似ているので、
自分のことのように、ご心痛。。。感じます。。

投稿: さくらまい | 2010年6月23日 (水) 03時35分

☆まいさん

愚痴ブログ(^_^;)へ来てくださって
ありがとうございます(いや、スミマセン)

本当に境遇が、
それ以上に
感覚が似ているのでしょうね
まいさんのコメントを拝見して
つくづく思いました。
「なるようになる・・・」
私もそう自分に言い聞かせています。
コメントありがとうございました。

投稿: mayrain | 2010年6月23日 (水) 11時00分

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